空海の足跡を辿る

室戸岬は、若き日の弘法大師空海がこの地を修行地として選び、難行苦行の末、悟りをひらかれたと伝えられている地です。
また、室戸には四国八十八ヵ所霊場が三か所ございます。
ここに紹介しているスポットは半日で巡ることが可能です。空海の足跡をぜひ辿ってみてください。

青年大師像(明星来影寺)

若き日の弘法大師空海がこの地を修行地として選び、難行苦行の末、悟りをひらかれたと伝えられている。 (三教指帰)
この像は昭和 59 年 11 月大師の徳を慕う信者や一般の方々の寄進によって建立されたもので青年空海の力強い生き方がしっかりと刻み込まれています。
高さ 21m (内台座 5m )真言宗豊山派

青年大師像はホテル明星の目の前にあります。

青年大師像前にホテル明星はあります

青年大師像胎内めぐり

青年大師像が建つ台座の下には、「胎内めぐり」があり、中を見ていただく事が出来ます。
中に入ると、四国霊場八十八ヵ所の掛け軸がずらりと並び、一つひとつにお参りして頂けます。
本来、霊場を一つひとつ回るのが良いのですが、一挙にこちらでお参りできます。


また、“胎蔵界曼荼羅”という八十八ヶ所霊場のご本尊を描いたステンドグラスがあり、幻想的な世界が広がっています。
なんだか、とても清新な気持ちになります。

水掛地蔵

空海(弘法大師)が有縁無縁の仏の菩提をとむらうために建立したと伝えられ、春や秋の彼岸にはお鼻参りといわれて参拝客で賑わいます。
現在250体位の像があります。

霊場二十四番・最御崎寺

室戸山明星院と称し、真言宗豊山派、四国霊場24番の札所で大同2年弘法大師の開基。
本尊は「虚空蔵菩薩」で大師の一刀三礼の秘伝として伝えられています。嵯蛾天皇依頼の勅願寺でした。
重要文化財に三体の仏像があります。

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最御崎寺

霊場二十五番・津照寺

弘法大師開基(大同2年)御本尊は地蔵菩薩さまで『今昔物語』第17巻に野火が出火の事を人々に知らせ地蔵さまも火を消したと伝えられ又、土佐藩主山内一豊公が室戸沖で遭難しかかった時、船に突然僧が現れ、船の楫(かじ)をとって無事入港させたと思ったら、その僧はいつの間にか姿を消していた。それから、 この地蔵を楫取(家事)地蔵様というようになりました。

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霊場二十六番・金剛頂寺

弘法大師所縁のお寺です。寺を開いたのが大同元年(806)であり、金剛頂寺(西寺)は空海が初代のご住職で(室戸町史より)御本尊は薬師如来で、大師堂の外壁に空海の金剛頂寺での出来事を三枚の板掘りにして提示されています。また、修行中に使用した旅壇具(重要文化財)と八祖像(重要文化財)があります。

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行当岬(不動岩)

断崖絶壁に一畳ほどの大きさの岩が突き出ています。こちらが修行御座石です。夜は少し上ったところにある洞に入り休んだと言われております。
空海はこの岩に座り、激しく打ち寄せる波に向かい、極限の状況下で修行を積みました。当に「空」と「海」しかない風景です。

御厨人窟(みくろど)

今から1200余年前、空海は阿波の大滝獄から室戸岬に来て、難行苦行を重ねて虚空蔵求聞持法を修められ、かの有名な三教指帰の覚りを開かれたと伝えられています。
その修行の中疲れた体を癒し休めたのが、この御厨人窟です。
神明くつ(東のくつ)みくろど(西のくつ)。みくろどの中にあるお社は五所神社と呼ばれています。「日本の音風景百選」に選ばれています。

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写経体験

室戸岬は若き日の弘法大師 空海の修行地としても有名で、四国霊場八十八ヶ所「二十四番 最御崎寺」「二十五番 津照寺」「二十六番 金剛頂寺」の三ヶ寺があります。
般若心経を写経をしていただきお寺に納め御朱印をいただく、これが本来の納経です。
若き日の空海に思いをはせながら心静かに写経していただくと時間の過ぎるのを忘れてしまいます。旅の思い出にぜひいかがでしょうか。